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歯磨き粉について

こんにちは、よこい歯科クリニックです🦷

今回は、年齢ごとに適したフッ素入り歯磨き粉についてのお話しをしたいと思います。

乳歯であれ、永久歯であれ、生えたてほやほやの歯は
とても柔らかい状態で口の中に生えてきて、
3年ほどかけて徐々に硬くなっていきます。
そのため、最も虫歯になりやすいのは、
歯が生え始めてから2、3年の間
であると言われています。
一方で、柔らかいがゆえにフッ素を取り込みやすいこともわかっています。

フッ素は歯科医院で3ヶ月に1回塗布する高濃度と
毎日のブラッシング時に低濃度のフッ素を塗布することで
効果的な虫歯予防になります。

年齢別フッ素入り歯磨き粉の使用方法(2023年改訂版)

・歯が生えてから〜2歳
フッ素濃度 1000ppmまで
歯ブラシ先端 1〜3mm 米粒程度
寝る前含めて1日2回
うがいができないお子さんに合わせてジェルタイプがおすすめ

・3歳〜5歳
フッ素濃度 1000ppmまで
歯ブラシ先端 5mm グリーンピース程度
うがいは5〜10mlで1回ゆすぐ
お子さんが適量歯ブラシにつけれなければ、保護者が歯磨剤をつけてください。

・6歳以上
フッ素濃度 1500ppm
1~2センチ程度 歯ブラシ全体
うがいは15mlで1回

《歯磨き粉の目安量》

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《歯磨き後のうがい》
少量の水でうがいすることが大切です。
虫歯予防効果のあるフッ素をより多くお口の中に残すには、
歯磨き後のすすぎの水を少なくすることが大切です。
通常、フッ素入り歯磨き粉では、約15mlの水で一回の少量のうがいが推奨されています。
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仕上げ磨きをされているお子さんには、お子さん自身の歯磨き後、
必要量の歯磨き粉を付けて仕上げ磨きをし、
その後はうがいなし、もしくは少量の水で1回のうがいでいいと思います。

うがいができない時期は、研磨剤がなくお口のすみずみまで広がりやすく、滞留性が高いジェルタイプをおすすめします。
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オーラルフレイル

みなさんこんにちは🌞
よこい歯科クリニックです🦷


以前ご紹介したフレイルを覚えていますか?
今回は、お口のフレイル=オーラルフレイルについて説明します!
「オーラルフレイル」とはお口の機能の低下のことです👄

オーラルフレイルの始まりは
滑舌の低下、食べこぼし、わずかなむせ、噛めない食品の増加、口腔内乾燥など
些細な症状です。

見逃しやすく、気がつきにくいので注意が必要です⚠️

さらに進むと食べる力が全体的に弱まるため、食事内容の偏りが目立つようになり
次第に栄養不足になり筋肉の衰えや体力低下につながります🦷🦷🦷

最終的には、転倒や歩行困難もおこしやすくなります=要介護

そこで
オーラルフレイルチェック👆

やってみよう!!あなたはいくつあてはまる??
①残っている歯数が20本未満    ②滑舌が悪くなった
③咀嚼の力が弱い         ④むせの増加
⑤舌運動の力の低下        ⑥噛めない食品の増加
3個当てはまるとオーラルフレイルの危険性が高いです👩🏼‍⚕️


オーラルフレイルを予防するにはどうしたらいいの?
❶かかりつけ歯科医院で定期検診を受けましょう
❷意識的にしっかり噛んで食事をしましょう
❸舌やお口周りの筋肉を鍛えるトレーニングをしましょう
❹バランスのよい食事をしましょう

しっかり噛んで、しっかり食べてオーラルフレイル予防を始めましょう 🪥


舌とお口の体操のやり方やお口の中で気になる事がありましたら
お気軽にお尋ねください🙇‍♀️
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よこい歯科

Author:よこい歯科
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よこい歯科クリニック院長です。
みなさん楽しんでいってくださいね

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