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何回噛んでますか?

こんにちは、よこい歯科クリニックです

みなさんは食事の時に、何回ぐらい噛んでいるか意識していますか?

よく噛むことは、食事を楽しむだけではなく、健康な体づくりにとても重要な役割があります

弥生時代は現代と比べて噛む回数が何倍も多かったそうで、1回の食事で噛む回数は4000回、食事にかける時間は約50分だったといわれています

しかし江戸時代になると噛む回数は1465回と半分以下になり、食事の時間も約22分と減ってしまい、現代においては噛む回数は620回、食事時間も約11分とさらに減少しています

その理由として現代ではファーストフードやカレー、ラーメンなど噛まなくても食べられる食事が増えた事、忙しさによる食事時間短縮の為、ゼリー飲料で食事を済ませたり、急いでご飯をかきこんだり…などが挙げられます


そこで今日は、よく噛むことの大切さを伝えるため、日本咀嚼学会の標語となった
『卑弥呼の歯がいーぜ』をご紹介したいと思います


卑弥呼の歯がイーゼ

ひ 肥満予防
「早食いは肥満のもと」とよく言われますが、よく噛むことで満腹中枢が働き、食べすぎが抑えれます

み 味覚の発達
食べ物の味は唾液の中に溶けだして、それを舌が感知することによって脳へ伝わるので、よく噛むことで唾液が増え、味を感じやすくなります

こ 言葉の発音はっきり
口周りの筋肉や顎の発達は歯並びに良い影響を与えます
噛み合わせが良くなることで正しい口の開きができるようになり、正しい発音ができるようになると言われています

の 脳の発達
よく噛むことで脳が刺激され、脳の動きが活性化され、記憶力や集中力アップに繋がります

は 歯の病気予防
唾液には歯周病菌やむし歯菌の繁殖を抑える作用があり、食べ物を噛むと唾液が分泌され、噛めば噛むほど唾液の量は多くなります

が ガン予防 
唾液に含まれるペルオキシターゼという酵素は、食物内の発がん性物質を弱める働きがあります

い 胃腸快調
食べ物をよく噛み砕くと、唾液と混ざり合って水分が増して飲み込みやすくなり、胃や腸で消化されやすくなったり、体内での消化や吸収がアップします

ぜ 全力投球
噛む、という行為は運動能力や体の様々な機能の発達にも影響するといわれています
また歯並びが良いと噛み合わせがよくなり、しっかり食いしばれるので力を発揮しやすくなります

このように「噛む」ことは身体に様々な効果があるので、食事の際には30回噛むことを目標に美味しいご飯を楽しみましょう

いつまでも自分の歯でしっかり噛んでいただくためにも、定期検診や予防治療もぜひお待ちしております
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